トルコ カフェ レストラン

チャイダチュラ

トルコ料理って?

トルコ料理のことを、知ってる人も知らない人も、みんな集まれ!
一般的なトルコ料理の特徴から、トルコ人の生活に密着した料理の話まで、はばひろ〜くお話ししちゃいましょう。

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 [5]   FURUN
FURUN. フルン。
トルコ語で、”かまど”という意味である。
フルンは、エキメキフルンとピデフルンの2種類。
エキメキフルン(ekmek furun)はいわゆるパンを焼く窯、ピデフルン(pide furun)は、ピデを焼く窯である。
 
トルコ人の生活は、フルン無くしては語れない。
それくらい、生活に密着したものだ。
 
さて。
それでは、実際どんな風に、生活に密着しているのだろう。
 
まずは、パン釜。
トルコ人が毎食書かさず食べるおいしいパンは、ここで作られる。
バケットタイプのソムンエキメキも、東の方でよく食べるナンのようなピデエキメキも、アツアツが次々と焼かれては、売れていく。
 
でも、それだけじゃない。
 
フルンは、パン種まで売ってくれるのだ。
値段は、焼き上がったパンと全く同じ。
その、パン種を買って帰って、オリジナルの自家製パンを焼いたり、好きな具を入れておやつパン”ポアチャ”を焼いたり。
ちょっと手間はかかるけれど、粉から練っていくのに比べればずっと手間は省けて、かつ、とってもおいしく仕上がる。
 
だから、トルコの主婦達は、時々そうやって自分たちの味をお手軽に楽しんでいるのだ。
 
それから。
 
ピデフルン。
これは、その名の通りピデ(トルコ風ピザ)を焼く窯だが、ここも何かと活躍してくれる。
 
もちろん、ピデを焼いて売っているのだが、それだけではない。
 
例えば、急な来客があって、料理を作ろうにも間に合わない。
そんなとき、家に常備しているトマトに玉ねぎ、ピーマン、パセリのみじん切りとミンチをサササっと混ぜ合わせ、フルンへ直行!
すると、ほら、すごい!!
ラフマージュン(平たいピザのこと。サラダを巻いて食べる)になって、戻ってくる。
その間に、ちょちょっとサラダに、ヨーグルトドリンク”アイラン”を作っておけば、お客様を待たせることなく、大した手間もかけずに、アツアツ焼きたてのラフマージュンを頬張ることが出来るのだ。
 
フルンさまさまだ。
 
もちろん、ピデフルンには、まだ特技があって、ラフマージュンだけでなくて、具を持っていくと何でも好きなピデを焼いてくれる。
例えばうちの田舎、エラズー名物Peynirli ekmek(ペイニルリ エキメキ。 出来たてフレッシュチーズに砂糖を加えて焼いた甘いピデ)も、チーズと砂糖を持っていくだけで、出来上がったものが帰ってくる。
なかなか便利なシステムである。
 
そしてもうひとつ。
 
驚く事なかれ!
茄子やピーマンなんかも焼いてくれるのだ。
 
この前、うちで焼き茄子料理をしましょうということになって、さっそく茄子を焼くのかと思いきや、取り出したのは針と糸。
何をするのかと見ていれば、なんと茄子とピーマンを糸でつなげ始めたのだ。
どうも、フルンに持っていって焼いてもらう、ということらしい。
そして、数分後には、糸でつながれた茄子とピーマン達が見事な焼け具合で戻ってきたのだった。
 
ちなみに、焼き茄子の料金はほとんどの場合、ただか、気持ち程度である。
茄子を焼いても焼かなくても、釜は同じように燃えているのだから、ということらしい。
 
何ともおおらかで、トルコらしい。
 
日本でもこんなものがあれば便利でよいのだけれど。。。
update:
2004/02/29


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