チャイダチュラの伝説1
その昔、トルコ東部、ハザル湖の岸辺のある村に、一組の若い恋人達がいました。
 
この恋人達の村は遠く離れ、逢うためには、ハザル湖を泳いで渡らねばなりません。
真夜中、人々が寝静まった頃、娘が小さな明かりをひとつ灯して、それを目印に、若者がハザル湖を泳いで渡ってくるのです。
 
恋人達は、そうして周りの人々にわからないよう、こっそりと逢瀬を重ねていました。
 
しかし、ある日。
その噂を耳にした娘の父親は、いつものように、若者がハザル湖を泳いで渡ろうと湖の真ん中に来たとき、目印の明かりを消してしまいました。
そして、目印を失った若者は、ハザル湖で溺れ、行方不明になってしまうのです。
 
それを知った娘もまた、若者の死を嘆き悲しみ、自らも湖に身を投げ、行方知れずになってしまいます。
 
この出来事を知った村人達は、それぞれが小さな明かりを灯し、この恋人達を探して歩きました。
 
伝説によると、この時の明かりを手に恋人達を探す様子が、チャイダチュラの踊りとして伝えられたということです。
更新日時:
2003/07/15
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Last updated: 2005/6/27